本日、11月18日 川口市の駅前メディアセブンにて
法令説明会が開催されました。
国交省の方をお呼びして熊本震災の結果と日本全体での
耐震化の指標の説明を受けました。
平成25年で日本の全住宅5200万戸の内、
耐震性なしが900万戸だそうで耐震化率は82%。
平成32年の目標値として耐震化率95%を目指しており
耐震性なしと判断された900万戸のうちリフォームが5%で
建て替えが67%、手つかずが28%という割合となっており
圧倒的に耐震改修というより建て替えに重きをおいてるようです。
不特定多数の者が利用する建物の目標内訳は耐震改修重視ですが
その顕著な違いはS56年以前の建物を阪神大震災クラスでも倒壊
しないように評点を持っていくのが費用体効果も含め相当な難易度が
高いという事でもあるのではないでしょうか・・
H28年4月1日から段階的に施行される『建築物省エネ法』の概要の
レクチャーも受け建築士も日々精進して勉強しないと法に追いついて
行かないなという危機感を受けた説明会でした。
【HP編集委員補助 有田雅明】