川口支部会員の皆様、こんにちは。3月11日に行われた建築士会「インスペクター養成講座」についてご報告させていただきます。当日は92名の方々が受講されました。
インスペクター講座は、建築士が専門家の視点でインスペクション(インスペクション=既存住宅現況検査)を実施すると将来にわたる住まいの維持管理や都市計画・建築基準への適合状況について専門家の視点でアドバイスすることができ、別途契約になりますが、耐震や省エネなどの現状の性能を定量的に把握し、リフォーム工事による性能向上を数値で示すことで、社会に対して建築士関与の重要性を合理的に説明することにつながります。この講座によって建築士が地域のホームドクターとして、建物の適正な維持保全やリフォーム工事、更には、現下の住宅政策で大きな問題となっている空き家対策へ積極的に関与して社会にニーズに応えていくことを期待しています。とあります。
現実的にはまだまだ見えない部分が多くありますが、今回残念ながら受講できなかった会員の皆様におかれましては、関心がありましたら、今後の情報に注視して頂き、機会がありましたら受講してみてはいかがでしょうか。 以上ご報告でした。
鈴木 靖則